大規模地震による災害を想定し,2月20日(月)に柏原キャンパスで教職員と学生,柏原羽曳野藤井寺消防組合署員ら100名以上が参加し,防火・防災訓練を実施しました。 当日は,午後1時30分に震度6強の地震が発生したことを想定して,柏原キャンパス自衛消防隊を立ち上げ,地震発生から避難誘導が完了するまでの指揮伝達を確認する初動対応の訓練を行いました。また地震に伴う火災の発生を想定し,通報連絡と避難誘導の訓練に加え,消防署員による消火器と屋内消火栓の取り扱いの説明及び実際に放水する消火訓練を行いました。 訓練終了にあたって,柏原羽曳野藤井寺消防組合の消防司令から「概ね想定とおりの訓練ができていました。今回の訓練では,無線機による連絡・報告や非常放送で初期情報を早期に流すことと避難場所・応急救護所の位置を明確に伝えるなど,もう少し工夫するとさらによかったと思います。今後もこうした訓練を継続していくことが大事です」との講評があり,長尾学長からは「いざという時に適切な行動がとれるよう防災意識を啓発し,本日いただいたアドバイスを糧に今後の訓練が充実するよう役に立てたい」とのあいさつがありました。 参加した学生からは「昨年は東日本大震災があり衝撃を受けました。関西においても大地震がいつ起きるか分からない状況なので訓練に参加できてよかった」と話していました。 本学では,今後も参加対象を拡げて訓練を重ねていく計画です。
(総務課・施設課)