トピックスバックナンバー(2011年~2020年)

2011.11.18

「第6回かしわら国際交流フェスティバル」を柏原キャンパスで開催

 大阪教育大学と柏原市との共催による「第6回かしわら国際交流フェスティバル-つながろう,柏原から世界へ!-」を11月3日(木・祝)に柏原キャンパスで開催しました。前回に引き続き神霜祭と同時開催となり,本学留学生,学生,一般市民を合わせ650人が参加し,大勢の人で盛り上がりました。
 今年度は,歌・踊りを披露するステージ,各国料理の提供,各国の文化紹介をするふれあいテーブルと3つのイベントを同時進行で実施しました。
 メインステージでは,本学吹奏楽部によるオープニング演奏に始まり,長尾彰夫学長による挨拶の後,本学留学生の振り付けによる中国古典舞踊,伝統的なタイのネイルダンス,日本人にも馴染みあるフランス楽曲披露,美しい音色をもつキルギスの伝統楽器「コムズ」の演奏などが披露されました。
 世界の食卓・フードゾーンでは,本学留学生が水餃子(中国),タンユェン(中国),ホットック(韓国),トム・カーガイ(タイ),タピオカミルクティー(台湾)といった5種類の料理を提供しました。
 ふれあいテーブルでは,ドイツ・インドネシア・フランス・キルギスからの留学生がそれぞれ写真や地図を使って留学生自ら母国の文化や暮らしについて紹介しました。また,モンゴル・内モンゴル出身の留学生たちによるモンゴルのゲル(移動式住居)体験では,実際にゲルの中に入って遊牧民の暮らしに触れたり,伝統的な民族衣装を着て写真を撮ったりと参加者に楽しんでいただきました。
 昨年度に引き続き一般市民の方からも出演者を募集し,4つのパフォーマンスの応募がありました。地元柏原市の児童の皆さんで構成されている「シラダンス・スペース」による創作モダンバレエの披露,同じく柏原市の団体「フラ オ ナニフラリマ」によるフラダンス披露,インド出身のダナンジャイさんによる民族歌謡の披露,モンゴル出身のブヤンネメフ・テルメンさんによる伝統楽器「馬頭琴」の演奏等,会場はインターナショナルな雰囲気に包まれました。
 短い休憩をはさんで,本学のよさこいソーランサークル「凛憧」による,よさこいソーラン踊りの披露から午後の部が始まりました。続いて留学生支援団体「国際ソロプチミスト大阪-柏原」による艶やかな着物着付け披露,韓国人留学生達による韓流ダンスパフォーマンスの披露では会場中一体となって盛り上がりました。最後は本学のサークル「いちゃりばちょーでーエイサー隊」による沖縄エイサー踊りが披露され力強いパフォーマンスでフェスティバルを締めくくりました。
 かしわら国際交流フェスティバルは,大阪教育大学と柏原市のさらなる国際化を推進するため,本学留学生と市民との交流を図り,異文化理解,国際理解に寄与することを目的としており,来年度は5月に開催する予定です。

参加者全員での記念写真
(左)キルギスの伝統楽器「コムズ」の演奏(右)モンゴルの伝統楽器「馬頭琴」の演奏
インドネシアのふれあいコーナー
留学生の着物着付け体験

(国際センター)