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2010.08.31

「大阪教育大学と柏原市との地域連携協議会」第1回会合を開催

 「大阪教育大学と柏原市との地域連携協議会」の第1回会合が8月25日(水),柏原キャンパスで開かれ,互いの連携強化と一層の協力体制を確立することを申し合わせました。
 本学と柏原市は,平成15年7月に連携協力に関する協定を締結し,「地域連携連絡協議会」を毎年1回開催してきました。その後,連携活動の発展を踏まえて平成21年1月に新たな包括協定を結び,「地域連携協議会」を設置することとしました。委員は,本学からの12人と,柏原市からの9人で構成されています。
 協議に先立ち,会長の野田文子副学長と,副会長の中川喜美治副市長が挨拶しました。野田会長は「地域社会からの信頼を高める大きな成果を挙げていきましょう」,中川副会長は「全国に発信できるような連携事業を進め,地域発展の進展につなげていきたい」と述べました。

会合の様子

 

 協議会では,最初に野田会長が,包括連携協定の概要や同協議会の設置目的,第2期中期目標・中期計画における社会連携や社会貢献に関する本学のスタンス,「教員養成系大学としての専門分野の多様性を生かした地域との連携活動」などについて説明しました。次に,柏原市まちづくり部の北村達夫部長が,国際共生都市「かしわら」の確立に向けた国際化施策として,市民と教育大学留学生との異文化交流を繰り広げる「国際交流フェスティバル」や,昨年からスタートした「柏原市民総合フェスティバル」などの推進について説明しました。また,「森林体験」など31の連携事業と,7つの協力事業についての報告も行われました。
 続いて,学生や市民と大学との直接的な連携事業を行政が把握するためのシステムづくりや,協議会に設置することができる専門部会の運営のあり方,学生たちに地元である柏原市の良さをどのようにアピールするのか,連携事業のマスコミ等外部への発信方法などについて意見を交換し,今後の協議会で議論していくことを申し合わせました。
 今後この協議会は,毎年7月に定例会議を開催して,実施中の連携事業について協議していきます。また,必要に応じて専門部会を設置し,協議会への提案を行うこととしています。

(企画課広報室)