防犯避難訓練が3月25日(木)に附属図書館で実施され,学生及び教職員約50人が参加しました。 この訓練は,柏原警察署の協力により行われたもので,不審者役の警察官の迫真の演技に,参加者は緊張感を持ちながら実践さながらの訓練を行いました。 当日は「附属図書館に単独の不審者が侵入し,所持していたナイフにより職員が負傷した」という想定で,図書館職員を中心に不審者対応,学生の避難誘導,応急手当の演習を行いました。訓練後には,柏原警察署員から「間合い」「連携」「通報」の3つの観点から講評があり,不審者の弱点などについてもご教示いただきました。また,イスなどの身近な道具や刺又(さすまた)を使って不審者の行動を抑止する方法を学び,参加者がその方法を実践しました。質疑応答では「学生につきまとう不審者がいた場合に自分1人で対応してもいいのか」など多くの質問が寄せられ,参加者は警察署員の指導に熱心に耳を傾けていました。 今回の訓練では,今後の危機管理体制を整備していくために参考となる知識,技術を得ることができました。さらに,防犯意識の高揚も図ることができ,非常に有意義な訓練となりました。 本学では今後も引き続き,様々な場面,場所を想定した防犯避難訓練を実施する予定です。
(総務課)