「将棋の甲子園」とも称される，第28回全国高等学校将棋竜王戦（日本将棋連盟，読売新聞主催）が8月19日（水）から20日（木）まで福岡市内で開催され，附属高等学校平野校舎の下西哲伸さん（3年）が初優勝しました。 大阪府代表として出場した下西さんは，4人1組で行われる1次リーグを勝ち抜け，20日に行われた2次トーナメントを5勝して竜王の称号を勝ち取りました。決勝戦は，永世名人である谷川浩司日本将棋連盟会長が棋譜を取る中で行われ，茨城県代表の上村友大さんと対戦しました。 毎日ネット将棋を指して腕を磨くという下西さんは，「強敵揃いで，苦しい試合が多かったですが，最後まで諦めずに戦えたことが全国優勝という結果につながったのだと思います。高校最後の大会だったので，有終の美を飾ることができて本当に良かったです。将棋部のある大学に進学して，団体戦のメンバーになって上を目指したいです」と話しました。
[左写真]決勝対局の様子（右：下西さん，右から2人目：棋譜を取る谷川日本将棋連盟会長）＊写真協力：日本将棋連盟[右写真]優勝カップを手にする下西さん
（広報室）