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2015.09.11

フルートの祭典で本学音楽コース学生デュオが優勝

 「第17回フルートコンヴェンション2015ふじのくに静岡」が,8月21日(金)から23日(日)の期間,アクトシティ浜松で開催され,教養学科芸術専攻音楽コース3回生の宮本颯斗さんと酒田結さんが,コンヴェンションコンクールのアンサンブル・アワード部門で優勝しました。
 同コンヴェンションは,2年に一度開かれるフルートの祭典で,演奏会やコンクール,ブース展示などが催され, 3日間で約2000人が来場しました。宮本さんと酒田さんは,フルートデュオとしてコンクールに出場し,予選を通過した後,本選では,1000席のホールでムチンスキーの『デュオソナタ』,平義久の『シンクロニー』の2曲を演奏し,プロ奏者もひしめく24団体の頂点に立ちました。
 宮本さんは「曲の流れを大事にしながら2人の音色を調和させ,かつお客様へのアピールも意識して演奏しました。『シンクロニー』は演奏に声が入る特殊奏法で,その独特の世界観が出せたのか,お客様からも称賛の声をもらいました」とコンクールでの様子を語りました。優勝の瞬間について,酒田さんは「絶対にこのコンクールで1位を獲るとの決意で臨んだので,受賞者発表の際は,もしかしたらという気持ちはありましたが,名前を呼ばれた時は驚きました」と語り,「これまでの優勝者はプロデビューするなど,活動の場を広げているので,わたしたちも実力を磨いていろんなところで演奏していきたいです」と抱負を述べました。

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 2人の受賞を,指導教員の中務晴之教授は「フルートに携わる多くの人が参加する同コンクールでの彼らの優勝は,大変意義のあることです。圧倒的な名演で大きなインパクトを与え,多くの参加者から賛辞をもらいました。これを機に益々頑張ってほしいと思います」と称えました。

[写真]アンサンブル・アワード部門で優勝した宮本颯斗さん(左)と酒田結さん

(広報室)