8月8日(土)から29日(土)の期間に開催された小学生の一日仕事体験イベント「12歳のハローワーク」(主催:大阪市立男女共同参画センター南部館)の企画運営に,本学学生が参画しました。平野区・東住吉区に在住もしくは在学している小学6年生を対象に,職業体験を通して,地域や仕事について学び,考えることを目的としたもので,「インターンシップとキャリア」の授業の一環として,体験先企業の選定からオファー,仕事内容の提案,当日の引率などに携わりました。 仕事体験期間は,8月22日(土)から28日(金)までの7日間。27日(木)は,9人の児童が福島区にある朝日放送を訪問し,ニューススタジオで加藤明子アナウンサーによる指導のもと,実際に放映されたVTRにそって,カメラの前でニュース原稿を読んだり,副調整室で映像の切り替え操作を行ったりと,テレビの制作現場を体験しました。子どもたちは珍しい機材や設備に目をきょろきょろさせつつ,秒単位を争う舞台裏の緊迫感に圧倒された様子で,「原稿をかまずに読むのに緊張した」「時間通りに読み終えるアナウンサーってすごい」といった声が聞かれました。 本学からは人間科学専攻3回生の中野裕香さんが引率として参加し,「子どもたちが将来について考える機会に携われてうれしいです。企業へのオファーや事前打ち合わせなど,わたしもふつうの授業では経験できない体験ができました」とコメントしました。
[左上写真]加藤明子アナウンサーの指導による発声練習[右上写真]ニューススタジオのセットに座っての本学的なアナウンス体験[左下写真]副調整室では映像の切り替え操作やタイムキーパーを体験[右下写真]朝日放送の職場体験に参加した小学生と,加藤アナウンサー,本学学生の中野裕香さん(後列右)