学校危機メンタルサポートセンターは,2015年度学校安全主任講習会を同センターで開催しました。 全国各地の国公私立学校園の教職員を対象に,学校危機に対して教職員ひとり一人が的確に対応できるようになることを目的として毎年実施しており,学校危機や心のケアに関する基礎理論のほか,ワークショップによる体験型学習を取り入れた実践的な研修内容となっています。初級「学校危機の基礎コース」(7月29日(水)~7月31日(金)実施),中級A「学校安全と危機管理コース」(8月20日(木)実施),中級B「学級運営と心のケアコース」(8月19日(水)実施)のレベル別に延べ72人が受講しました。 講習会は,栗林学長の開講挨拶から始まり,学校危機メンタルサポートセンター専任教員と客員教員による「学校における安全教育と危機管理」「シミュレーション・ワーク~死別事例における危機介入と心理教育~」「防災教育」など,様々な視点から講義やワークショップが行われました。さらに,附属池田小学校を見学し,同校における安全管理と安全教育の取り組みを学びました。 当センターでは,これからも引き続き学校危機管理に関する様々な取り組みを行っていく予定です。
[左写真]栗林澄夫学長による挨拶[右写真]ipadを使った安全・防災教育システムの構築
(学校危機メンタルサポートセンター)