本学卒業生によるパネルディスカッション「働き方・働く人ライブ」を,7月21日(水)に柏原キャンパスで開催しました。 仕事の価値観や,大学と社会とのつながりを卒業生が生の声で届けることを目的とした授業で,在学生からの質問に回答する形式で展開されました。今回は,関電システムソリューションズ株式会社技術職の習田幸亮さん(平成26年度大学院総合基礎科学専攻修了),パナホーム株式会社営業職の豊田芽さん(平成26年度芸術専攻卒業),八尾市役所行政職の藤川加奈子さん(平成26年度保健体育専攻卒業)の3人をパネリストに迎えました。 「仕事のやりがいは?」の質問に,習田さんは「学生時代に味わえない喜びがあります。どんなに単調に見える仕事でも必ず面白い瞬間があるし,常に目標を探し続けることが大事」,豊田さんは「賃貸住宅の建築請負を担当しているので,高額でスパンが長い分,お客様と密なお付き合いができます。それに,建築された物件が自分の仕事の証として残ることがうれしい」,藤川さんは「子どもと接する部署なので,大学で学んだことが役立っていますし,子どもたちの笑顔がうれしい」とそれぞれ経験談を語りました。 また今回は三人とも企業・官庁就職のため,「教師の道は考えなかったのですか?」,「残業時間はどのくらい?」,「ノルマはあるの?」など,幅広く,率直な質問が飛び交いました。 学生からは「建築業界に興味があったので,具体的な話を聞けて,ますます志す気持ちが強くなりました」「働くことに少し悲観的なイメージを持っていましたが,先輩方の生き生きした表情を目にして安心できました」などの感想が寄せられました。
[左写真]左から,藤川加奈子さん,豊田芽さん,習田幸亮さん[右写真]授業の様子
(広報室)