本学教養学科芸術講座(音楽)主催によるランチタイムコンサートを,5月13日(水)に柏原キャンパス音楽棟リハーサルホールで開催しました。 毎年恒例のコンサートですが,今回は2015年4月に着任した,ピアニストの岡本麻子准教授のお披露目演奏を兼ねています。岡本准教授は,ドイツのケルン音楽大学演奏家資格コースを修了し,コンクールでは,1999年エピナール国際ピアノコンクール(フランス)第1位,2001年ケルン・ショパン国際ピアノコンクール(ドイツ)第1位,2004年東京音楽コンクール第1位など,国内外で輝かしい受賞歴を誇っています。 同コンサートでは,モーツァルトの『デュポールの主題による9つの変奏曲』,ショパンの『バラード第三番』,ラヴェルの『ラ・ヴァルス』の3曲が披露され,豊かな表現による多彩な音色が観客を魅了しました。 演奏を終えて,岡本准教授は「初めての学内での演奏会で最初は少し緊張感もありましたが,ホールの楽器が非常に表現力のあるスタインウェイであったこと,そして音色が鮮明に聞こえてくる素晴らしい音響に助けられ,短い時間でしたが音楽をいっぱい感じられたのではないかと思いました。演奏後の面会で学生たちの笑顔が嬉しかったですね!」と語りました。 観客からは「先生の操る指先から,ピアノだけでなく,オーケストラの様々な楽器の音色が聴こえてきて,その多彩な表現力に驚嘆しました」との感想が聞かれました。
[左写真]岡本麻子准教授[右写真]コンサートの様子
(広報室)