美術・書道教育部門の谷村さくら特任准教授が担当する窯工研究室の学生が、「チャリティ陶器市」を柏原キャンパスで12月15日(水)に開催しました。 これは、本学が柏原キャンパスに移転統合する以前の池田分校の時代から行われている取組で、 約40年にわたり同研究室の学生間で引き継がれているものです。研究室の学生が卒業制作の練習として制作した陶器を販売し、得た収益は「歳末たすけあい募金」や日本ユニセフ協会に寄附してきました。 当日は、本学の学生やその保護者、教職員など約100名が会場を訪れ、様々な形、様々な色合いで表現された陶器を見て、気に入ったものを購入していきました。 研究室の学生は、「自分ではうまくできなかったと思う作品も、誰かに気に入って使ってもらえたら、とても嬉しいです」「将来、粘土遊びやものづくりの楽しさを子どもたちに伝えたいです」と述べました。谷村特任准教授は、「毎年、学生が主体的に活動してくれることを頼もしく思っています。買って下さる方々と学生たちの間には作品を通して会話が弾むことが多く、学生にとってとても有意義な時間だと思います。寄付について考えるきっかけにもなっていますので、今後も続けていきたいです」と展望を述べました。 この取組で得た収益は、柏原市社会福祉協議会に寄附する予定です。
チャリティ陶器市で並んだ陶器の数々
谷村特任准教授(一番左)と窯工研究室の院生・学生
2021年1月20日掲載 (美術・書道教育部門)