附属池田中学校3年生の大田真由紀さんが、9月19日(木)に読売新聞大阪本社行われた、第76回高円宮杯全日本中学校英語弁論大会⁽*⁾大阪府大会で大阪府知事賞に輝き、11月27日(水)~28日(木)に東京で行われる中央大会へ出場することになりました。 本大会は、府内中学校の英語教育振興を目的に大阪府ならびに大阪市の両教育委員会の後援のもと、大阪府中学校英語教育研究会と読売新聞社などが主催したもので、東京で行われる全国決勝予選大会の大阪代表選考大会に位置付けられるものです。
大田さんは、同中学校の総合的な学習の時間に行っているCommunity Project(地域貢献活動、以下「CP」)で大阪府吹田市の伝統野菜『くわい』の保護活動に4人のメンバーと携わっており、その学びを通して得た「中学生でも募金活動や清掃活動以外のもっと直接的な地域貢献ができる」という思いを、論題『My Project to Preserve Traditional Vegetables』に「みなさん、すばらしい未来を一緒に作っていきましょう」というメッセージを込めて、5分間のスピーチを行いました。
受賞を受けて大田さんは、「弁論大会では、現在学校で行っているCPの活動を題材に中学生が社会貢献活動できるのか、またその苦労を話しました。特産品の『吹田くわい』を広めるという内容に興味を持ってくれた出場者の人から発表後に話しかけられ、交流を深めることができ、とても有意義な時間を過ごすことができ大変嬉しかったです。次の全国大会では様々な地域の人々と交流できる事がとても楽しみです。全国の人々に吹田市の特産品をアピールできるように精一杯頑張りたいと思います」と述べました。
スピーチの指導を担当している鳥居敦子教諭は、「考えたことや伝えたいことを実際に自分が行っている活動に結びつけて話すことが、大田さんにしかできないスピーチになり、素晴らしいです。また、夏休み前から原稿を書き、スピーチの練習を粘り強く取り組み、その成果を発揮することができました。決勝大会でも力を発揮してほしいです」と語りました。
*高円宮杯全日本中学校英語弁論大会…国際性豊かな青少年を育てるため、国際語である英語を熟達させるとともに、広くその普及を図り、日本文化の発展ならびに国際親善に寄与することを目的として開催する大会。過去75回にわたり数多くの優秀な人材を輩出し、中学生向けのものとしては国内最高レベルのスピーチコンテスト。毎年全国で10万人の中学生が参加し、今回は都道府県を代表する151人が全国大会に出場する予定
記念撮影
(附属池田中学校)