「海外文化研究」台湾研修を実施

2025.01.08

「海外文化研究」台湾研修を実施

 「海外文化研究」台湾研修を11月3日(日)~11月6日(水)の4日間にわたって台湾の国立台湾芸術大学で実施し、表現活動教育系の池田利広教授、出野文莉教授と30人の学生が参加しました。

 本プログラムは、海外でのさまざまな体験を通じて、日本とは違った角度の書道や水墨画の技術を学び、グローバルな視野でものを考える学生を育成することを目的に実施しました。

 コロナ禍以前は、過去5年にわたり中国天津大学への美術・書道の現地研修を行ってきました。今回は、書画芸術学系があり、書法と水墨画の教育体系が整っている台湾芸術大学において現地研修を行いました。1日目は国立故宮博物院・文房四宝店を見学、2日目は九份老街の花文字とお茶の体験と散策、雲端博物館を見学、3日目は国立台湾芸術大学で書法・水墨画の学習、4日目は中正記念堂を見学しました。

 参加した学生は「雲端博物館で古典書家の王鐸と傅山の本物を見て、自分が卒業研究の主制作・副制作に王鐸と傅山を選んでいるので大変感激しました」と語りました。出野教授は「研修では、学生たちに海外でのいろいろな体験を通じて、楽しみながらグローバルな視野でものを考える貴重な学習できたことは収穫であったように思われます。このプログラムは2025年度も実施する予定です」と述べました。


雲端博物館での記念写真
雲端博物館での記念写真

書法の授業風景
書法の授業風景

水墨画の授業風景
水墨画の授業風景


(表現活動教育系)