京阪奈三教育大学(京都教育大学・大阪教育大学・奈良教育大学)図書館業務連携プロジェクトは,職員研修に関する連携事業として研修会「図書館における学習サポートを探る」を9月30日(火),大阪教育大学附属図書館2階まなびのひろばで開催しました。 図書館における学習サポートに取り組んでいる名古屋大学附属図書館・次良丸章情報サービス課長と神戸大学附属図書館・三谷拓也情報リテラシー係長を講師に迎え,講演の様子は京都教育大学と奈良教育大学へ双方向遠隔講義システムを用いて同時中継されました。 大阪教育大学で20人,奈良教育大学で5人,京都教育大学で9人の計34人が参加しました。 事例報告として,次良丸情報サービス課長による「名古屋大学附属図書館の学習支援の取り組み」,三谷情報リテラシー係長による「シラバス型パスファインダー「KULiP」の構築と運用」の紹介があり,導入や運用の状況,効果などが詳しく紹介されました。続いて,学習サポートの場としてのラーニングコモンズの設備や利用状況について,三教育大学から今後の展望や課題を含めさまざまな活動報告発表がありました。 発表後の質疑応答では,「学習サポートをより活発化させるにはどのようにしたらよいか」「他部署との連携をどのようにすすめたのか」などの質問が出され,よりよい学習サポートへの意見交換が行われました。 参加者からは,「実践的なサポート内容を知ることができ,導入において大変参考になりました」といった声が聞かれました。
[左写真]次良丸章情報サービス課長[右写真]三谷拓也情報リテラシー係長
(学術情報課)