京阪奈三教育大学連携SD研修(第3回)を7月25日,本学柏原キャンパスで実施しました。「特別支援教育の現状と課題」をテーマに,文部科学省初等中等教育局特別支援教育課の井上賢一課長補佐を講師に招き,3大学で計55人の教職員が参加しました。 この研修は,職員が国の教育施策の趣旨を理解し,多くの意見交換を通して資質能力の向上を図るとともに,教員養成にかかる諸課題への対応策を探ることを目的として,概ね月1回を目処に各大学持回りにより実施しているもので,3大学で導入している双方向遠隔授業システムを活用して行っています。 本学の若井祐次理事・事務局長による挨拶に続き,井上氏から中央教育審議会等での審議状況,今後の課題などについて説明があり,参加者は熱心に耳を傾けました。さらに,説明後には3地点間で意見交換を行いました。参加者は特別支援教育の重要性を再認識し,一層の資質向上を図る上で有意義な場となりました。 なお,次回の研修会は,8月に京都教育大学での開催を予定しています。
[左写真]講演中の井上特別支援教育課課長補佐[右写真]開会挨拶をする若井大阪教育大学理事・事務局長
(大学改革強化推進事務室)