第62回関西学生剣道選手権大会が,4月27日(日)に舞洲アリーナで開催され,スポーツ専攻4回生の小倉健志さんが初優勝を飾りました。同大会での優勝は本学初であり,国立大学の学生としても昭和49年(京都大学)以来の快挙です。 当日は194人が出場し,その中で小倉さんは,全日本学生剣道選手権大会への出場資格が得られるベスト32以降の試合をすべて延長戦で勝ち抜き,頂点に立ちました。決勝戦も気持ちを切らさず,相手に負けたくないとの一心で竹刀を振りぬき,見事一本勝ちをおさめました。 栄冠を手にして小倉さんは「顧問の太田先生をはじめ,周りのサポートや応援によって優勝することができ,嬉しく思います。居残り練習に付き合ってくれたOBの方にも感謝したいです」と喜びを語りました。今後の目標については「全日本学生剣道選手権大会(7月5日 日本武道館)での奮闘です。前回は一回戦敗退でした。今回は初戦突破を目標に,チャレンジャー精神を持って目の前の試合を一戦一戦,全力で挑んでいきます」と力強く答えました。 顧問の太田順康教授は「優勝するのはもちろん,優勝してからが大変。技術面,精神面両方で,これまでより一段も二段も自分を高めていくことが大事です。成長する機会を与えてもらいましたね」と激励の言葉を贈りました。 小倉さんは4月30日(水)に太田教授とともに栗林澄夫学長を表敬訪問し,優勝を報告しました。優勝杯を手にとって栗林学長は「素質あってのものだと思いますが,よくがんばりました。今後もより一層精進してください」と健闘を称えました。
[左写真]優勝した小倉さん(左)と顧問の太田教授[右写真]栗林学長に優勝を報告
(総務企画課)