平成25年度学生チャレンジプロジェクト報告会が,4月23日(水)にA-307教室で開催されました。学生チャレンジプロジェクトとは,学生が大学生活をより充実したものにするため,大学の教育・研究や地域・社会貢献に寄与する活動を自主時に企画し,実施することを目的としています。この報告会では,平成25年度に採択されたプロジェクト8団体のうち,7団体の代表者が,パワーポイントや動画を交えて発表し,京都教育大学および奈良教育大学にもその様子が中継されました。 発表では,活動内容や達成状況のほか,プロジェクト活動中に新たな組織が発足した事例も紹介されました。東日本大震災の被災地の現状を写真で伝える活動を展開した『みちのくphoto caravan』の副代表,齋藤遥さんは「このプロジェクトをきっかけに,写真サークル『FILM』を結成し,さまざまな会場で『FILM』の写真を特設展示してもらいました。今後も自分たちのメッセージを,写真を通して伝えていきたいです」と語りました。 報告会の総括として小松孝至准教授は「プロジェクトを通して,学内外での様々な人と関われたことは皆さんにとって大変貴重な経験となるでしょう。今回で『平成25年度学生チャレンジプロジェクト』という名目は終了しますが,活動は今後も継続して,後輩に受け継いでいってほしい」とさらなる発展に期待を寄せました。 本学は今年度以降も,学生が大学や社会に貢献する新たな学生チャレンジプロジェクトを支援,協力していきます。
[左写真]京都教育大学,奈良教育大学とも同時中継で発表を配信[右写真]発表の様子
(総務企画課)