トピックスバックナンバー(2011年~2020年)

2014.04.24

京阪奈三教育大学連携SD研修を開催

 京都教育大学,奈良教育大学及び大阪教育大学では,職員が国の教育施策の趣旨を理解し,多くの意見交換を通して資質能力の向上を図るとともに,教員養成にかかる諸課題への対応策を探ることを目的として,平成26年度「京阪奈三教育大学連携SD研修―教員養成の明日を語ろう―」をスタートさせました。
 これは,三大学で導入している双方向遠隔授業システムを活用し,月1回の各大学持回りにより年12回行われるもので,本事業で予定されている研修テーマが教職員に関心の高いものも多いことから,当日参加できなかった大学及び附属学校の教職員が,後刻,視聴できるよう講義の映像・音声を収録しています。
 第1回は,平成26年4月22日に大阪教育大学柏原キャンパスにおいて『道徳教育の教科化を巡る動向と今後の教員養成に求められるもの』をテーマに,文部科学省初等中等教育局教育課程課の美濃 亮課長補佐を講師に招いて実施されました。冒頭,若井祐次大阪教育大学理事・事務局長から本事業のスタートに当たっての挨拶に続き,美濃課長補佐から中央教育審議会等での審議状況や論点,今後の課題や見通しなどについて,資料に沿った分かりやすい説明があった後,出席者からの質問に応える形で3地点での意見交換が行われました。
 今回のテーマは教員の関心も高く,三大学で計91人の教職員の参加を得て,教員養成大学及び附属学校への期待や責務を共有する非常に有意義な機会となりました。
 なお,第2回研修会は,5月に京都教育大学での開催が予定されています。

開会挨拶をする若井大阪教育大学理事・事務局長
講演する美濃教育課程課課長補佐

[左写真]開会挨拶をする若井大阪教育大学理事・事務局長
[右写真]講演する美濃教育課程課課長補佐

(大学改革強化推進室)