本学芸術専攻美術コース一回生の鈴木なるみさんが,富山市内で開催された「富山デザインフェア2013」のパッケージデザインコンペティション(公益社団法人日本パッケージデザイン協会主催)「お菓子を包む」部門でサクラパックス株式会社賞を受賞しました。 作品名は「perico<ペリコ>」で,その由来はパッケージを“ペリペリ”とめくる音から。パッケージに三種類の柄の異なる紙を使用しており,それぞれ厚みも違うことでめくるときの音も違ってくる工夫をしています。また,ブロック単位でどこからでもめくることができ,白色のパッケージをめくると黄色のパッケージが,黄色をめくると今度は赤色が出てくるつくりとなっています。これにより,“ペリペリ”という音の楽しさとめくることの楽しさ,その両方を感じられます。 鈴木さんは「パッケージデザインに興味があり,江藤准教授に指導してもらいながら制作しました。作品を出展することを目標としていたので,まさか入賞できるとは思わず驚きました。今後はテーマを限定せず,創作意欲のわくものをつくっていきたい」と抱負を語ってくれました。
(総務企画課)