本学国際センターは,ソウル教育大学の協力を受け,学生を対象とする韓国文化体験研修プログラムを 9月2日(月)から9月14日(土)にかけて実施しました。約2週間にわたった本プログラムには7名の学生が参加し,第1週目に基礎的な韓国語講座を受けながら韓国文化を学び,第2週目は引き続き韓国文化を学びながら初等学校観察実習を行いました。 韓国文化については,学生たちが自由にソウル市内を見学する一方,昌徳宮や水原華城などの世界文化遺産を訪問したり,韓国古典文学を現代的にアレンジした演劇を観劇したりと,現代文化と伝統文化を体験的に学習しました。 初等学校観察実習は,9月9日(月)にコチョク初等学校,10日(火)にユンジュン初等学校,11日(水)にミドン初等学校,12日(木)にソウル教育大附属初等学校,13日(金)にシンデリム初等学校,計5校を訪問して行いました。シンデリム初等学校での実習は,平成20年度にソウル教育大学からの交換留学生として本学で学んだ金載鎬(キム・ジェホ)先生が同校に勤務していることが縁で実現したものです。ここでは参加学生に授業実習の時間が設けられ,2チームに分かれて日本の文化を紹介する授業をしました。学生たちは,日韓の授業の進め方や学校生活の相違点・共通点を発見する一方で,充実した施設や先進的な英語教育の実践の様子など,韓国の初等学校から学べる点を熱心に観察していました。 なお,本プログラムは日韓文化交流基金の平成25年度人物交流助成(草の根交流)の対象事業として助成金を受けて実施されました。
(国際センター)