学生支援のあり方を研究・討論し,支援方策の充実と促進を図ることを目的にした「平成25年度学生生活研究セミナー」が,奈良県葛城市内の「社会教育センター かつらぎ」において9月3日(木)から4日(金)の一泊二日で実施され,学生支援実施委員会の教員ら47人が参加しました。 はじめに「学生のリスク・マネジメント力をどう高めるか」をテーマにした長尾彰夫学長の講演があり,続いて教職教育研究センターの馬野範雄教授が,長野県白馬南小学校における「山の家を活用した遠隔地実習について」と題して,学生と小学生の交流場面の映像を交えて報告を行いました。 このあと,4年に1回実施している平成24年度学生生活実態調査の中間報告があり,学費やアルバイト,課外活動の参加状況など,項目ごとに学生支援実施委員会の教員らの報告を受けて率直な討議が繰り広げられました。 参加者からは「長尾学長の講演から,大学が抱えるリスクなどの現状がよくわかりました」「日頃あまり話すことのできない事務職員や他の講座の教員と交流することができてよかった」「調査によって本学の学生の意識の一端を知ることができました。今後の学生支援に生かしていきたい」といった感想が聞かれました。 調査の概要については,年度内に報告冊子として発行される予定です。
(学生サービス課)