2013年度第10回教職員研修「学校危機管理の基礎と実践」において,初級「学校危機の基礎コース」を7月29日(月)・30日(火)に,中級A「学校安全と危機管理コース」を8月22日(木)に,そして中級B「学級運営と心のケアコース」を8月23日(金),いずれも学校危機メンタルサポートセンターで実施しました。 本研修は,学校危機時に教職員ひとり一人が的確な対応がとれるようになることを目的に毎年実施しているもので,学校危機に関する基本理論や心のケアに関する基礎のほか,ワークショップによる体験型学習を取り入れた実践的な内容となっています。今年も全国各地の国公私立学校園から延べ76人の教職員が受講しました。 藤田大輔学校危機メンタルサポートセンター長の開講挨拶のあと,学校危機メンタルサポートセンター専任教員及び客員教員による「学校における危機管理と安全教育」「シミュレーション・ワーク~死別事例における危機介入と心理教育~」「防災教育」など,様々な視点から講義やワークショップが行われました。また,附属池田小学校の安全管理と安全教育について学校現場の見学をとおして学びました。 受講者からは「学校危機管理について何から着手すべきか不明でしたが,この研修を受講したことにより検討課題が明確になりました。今後のマニュアル改訂,防災訓練に役立てていきたい」などの感想が寄せられました。 本学では,引き続き学校危機管理に関する様々な取り組みを行っていく予定です。
教職員研修のコース内容は次のとおりです。
(学校危機メンタルサポートセンター)