大阪府・大阪市・堺市・豊能地区教育委員会と大阪教育大学との合同拡大連携協議会を7月16日(火)に大阪市内で開催しました。本学からは長尾彰夫学長をはじめ17人が出席し,府教委からは津田仁教育監ら5人が,市教委からは永井哲郎教育長ら8人が,堺市教委からは木村正明教育長ら8人が,豊能地区3市2町教育委員会からは各教育長ら11人が出席しました。 これまで,本学と各教育委員会との1対1での協議会は毎年開催されてきましたが,大阪府下の各教育長と本学の幹部が一堂に集う話し合いは初めてのことです。 長尾彰夫学長は「社会からは教員養成の高度化や教員養成学部の再編が求められている。平成27年4月に私立大学と連携した連合教職大学院を開設し,教育委員会と連携しながら教職大学院を育て,地域の教育レベル向上の一助としたい。また,オール大阪での協議会を開催することで,一歩踏み出した連携強化を図り,大阪の教育を支えていきたい」と述べました。 教育委員会からは,大学の進めている教員養成と現場のニーズにすれ違いがあることや,大阪府下の学校教員の年齢構成が偏っており,若手教員を育成するためにも,大学と連携した教員研修プログラム開発事業の実施が重要であることなどが述べられました。 本学では,地域の教育委員会とこのような協議の場を定期的に設けることで,連携協力をより一層強め,社会のニーズに応える教員養成を行っていきたいと考えています。
(総務企画課)