本学体育会アメリカンフットボール部は,12月9日(日)に神戸市立王子スタジアム(神戸市灘区:王子公園内)で,同志社大学との1部入れ替え戦(関西学生秋季リーグ)に臨み,10対7のスコアで勝利し,来季,初の1部リーグ昇格を決めました。この日は160人あまりの応援がスタンドを埋め尽くし,1つ1つのプレーに拍手を送り歓声を上げました。 本学アメリカンフットボール部ドラゴンズは,関西学生リーグ2部Bブロックで2年連続全勝優勝。昨年に続き2年連続3度目の1部校との入れ替え戦に臨み,昨年惜敗した同じ相手に,硬いディフェンスと果敢な攻めで勝利をつかみ,雪辱を果たしました。両チームそれぞれ1度のタッチダウンによりゲームは7対7で終盤に入り,第4クォーター残り30秒,引き分けかに見えた場面で,起死回生のフィールドゴールによる3点を獲得し,勝利を決めました。 【長尾彰夫学長のコメント】 「2年連続の入れ替え戦,しかも昨年惜敗した同じ相手ということもあって,なんとしても勝って欲しいとボルテージは上がりました。期待通りの見事な勝利でした。両チームとも死力を尽くした素晴らしいゲームで,アメフトの面白さ楽しさを堪能しました。保護者や学生がたくさん応援に来てくれたのも嬉しかった。来季は1部リーグでの戦いで,厳しいけれど,部員の皆さんにはこれからもがんばってほしい」【関係者のコメント】中村仁ヘッドコーチ : 「皆様の応援を背に受けまして,今年の目標であった1部昇格を成し遂げることができました。心温まる応援を本当にありがとうございました。新しい夢に向かって新チームを始動すべく準備を進めています。来年も楽しい試合をお見せできるよう頑張りますので,ご声援をお願いします」中津敬太主将 : 「4年間の目標であった1部昇格が,この引退試合で達成できました。歴史に残ることができましたのは,応援してくださった全ての方がいてこそだと,昇格してスタンドを見た瞬間に実感しました。今年のチームは『執念』というスローガンのもと,熱いハートを持った選手が多かったです。チームが勝つために自分はどうすれば良いかをみんなが考え,行動してくれました。よくやってくれました。誰がとかではなく,選手とスタッフ全員が一丸となって得た勝利です。今後もDRAGONSにご支援,ご声援をお願いします」榎木泰介顧問 : 「学生たち1人ひとりが『勝つ』という目標に真剣で,謙虚であったからこそ,スポーツ活動を通じた収穫(=勝利・昇格)が得られたように思います。この収穫は今後,1人ひとりの人生の糧として,『勝つ』以上の価値をもつことでしょう。本学内でも,多くの教職員のみなさまに,激励,応援のお言葉を頂きました。心から感謝いたします。ありがとうございました。これからも愛されるクラブをめざして,クラブ一同,さらに努力いたします。叱咤激励の程,よろしくお願い致します」
(総務企画課総務広報係)