本学が学術交流協定を締結しているロンドン大学教育研究所のジョン・オレーガン教授(John O'Regan Ph.D.)による特別講演会(主催:国際センター,英語教育講座)を10月17日(水),柏原キャンパスにて開催し,学生や教職員約40名が参加しました。 オレーガン教授は著名な言語学者であり,最近では「グローバル化した時代における言語政策や異文化コミュニケーション」を研究テーマとし,大学ではTESOL(他言語話者に対する英語教育法)の分野で修士および博士課程の学生を指導しています。 今回の講演は『世界言語としての英語:グローバル時代における英語の指導と学習』と題し,世界言語「英語」の成立過程とその要因と結果の分析,さらに日本を含めた東アジアを例に取り,話者の第一言語との影響関係を具体的に指摘するなど,日本の英語学習者および英語教員を目指す学生にとって非常に興味深い内容でした。 参加者は約1時間にわたり熱心に耳を傾け,その後の質疑応答では講演内容をよく理解した的確な質問,コメントがなされていました。
(国際センター,英語教育講座)