本学卒業生でロンドン2012パラリンピック水泳日本代表チームの監督を務めた寺田雅裕さん(大学院修了)と,同じくコーチの森井貴志さん(教養学科卒業)が9月25日(火),学長を訪問しました。 寺田さんと親交が深く,レース分析などで支援を続けている生田泰志准教授(教養学科スポーツ講座)も同席。大会の結果報告をはじめ,オリンピックにはない障がいの程度に応じたクラス分けについて,水泳以外の競技,パラリンピックという言葉の由来についてなど,話題は多岐にわたりました。 パラリンピック水泳では,金メダル2個を含む8個のメダルを獲得し,2008年の北京大会(獲得メダル5個)を上回るという目標を見事に達成しました。これはパラリンピック日本代表全体で獲得したメダル16個の半数にのぼります。 寺田さんは「パラリンピックの認知度は国内でも高まってきていますが,選手の支援体制は整っているとは言えません。しかし,国立スポーツ科学センターがパラリンピック水泳日本代表チームに初めて開放されるなど,少しずつ改善され始めています」と語り,今後も指導者として選手育成に携わる意欲を示しました。
※写真左=森井貴志さん 右=寺田雅裕さん
(総務企画課総務広報係)