本学「ウインドオーケストラ」(Wind Orchestra)の演奏会が9月16日(日),柏原市内のリビエールホールで開催されました。同日実施された第4回柏原市民総合フェスティバルの一環として行われたもので,市民を対象に公式の場で発表するのは初めてです。ホールの1階席をほぼ埋めるおよそ560人の市民らが鑑賞しました。 「ウインドオーケストラ」は,教養学科芸術専攻音楽コースに在籍している管打楽器専攻の学生・大学院生を主体に構成されています。今回は特別ゲストとして,和歌山大学の小寺香奈専任講師をユーフォニアムのソリストに迎えて編成されたもので,55人のメンバーが演奏しました。 冒頭,長尾学長が「本日指揮者をつとめる神代准教授は世界的なトランペット奏者でもあります。ひとときの間,吹奏楽の魅力を堪能してください」と挨拶しました。 今回,曲目のコーディネートや演出を神代准教授が担当。初めに,吹奏楽で活躍する各楽器の紹介が行われました。曲目は,「アルヴァマー序曲」,「吹奏楽のための第2組曲(G.ホルスト)」,「ディズニー・メドレーII」,「トランペット吹きの子守唄」,「ユーレイズミーアップ」,「アルメニアン・ダンス パートI」。「子守唄」を神代准教授が,「ユーレイズミーアップ」を小寺専任講師がそれぞれソロ演奏しました。最後にアンコールで,神代准教授と学生3人が「トランペットの休日」を共演しました。 演奏中,客席から拍手が何度もわき起こるなど,観客は吹奏楽の魅力を楽しんでいました。演奏に聞き入った観客の1人は「市民フェスティバルにふさわしい,親しみやすい演奏内容でした。来年も実施してほしい」と話していました。
(総務企画課総務広報係)