1月16日(月)から2月12日(日)まで,海外協定校のソウル教育大学(韓国)から学生10名を受け入れ,グローバルインターンシップを行いました。本プログラムはソウル教育大学より依頼を受け,昨年から実施しているもので,本年で2回目となります。 本プログラムの目的は,韓国側としては国際的視野と優れた技量を身につけた教員を養成することであり,また大阪教育大学としては,本学の学生たちに韓国の学生たちとの交流を通じ,優秀なグローバル人材を輩出する韓国の大学や初等学校教員養成への理解を深めてもらうことにあります。 4週間の期間中,インターンシップ生は,前半2週間は柏原キャンパスで教員養成課程と国際センターの授業を中心に聴講し,後半の2週間は東大阪市内の荒川小学校,太平寺小学校,長瀬北小学校で観察中心の教育実習を行いました。大学でも小学校でもインターンシップ生たちは熱心に学び,本学学生や小学校の児童・先生方と活発に交流していました。とりわけ,朝鮮半島にルーツを持つ子どもたちが多い東大阪市の小学校では,ただ学ぶだけでなく,児童たちも韓国の学生たちに大いに関心を持ち,良い影響も受けたとの意見がありました。 なお,本プログラムは日本学生支援機構の平成23年度留学生交流支援制度(ショートステイ)プログラム(「日本の小学校における韓国教員養成大学学生インターンシッププログラム」)として採択され,インターンシップ生に奨学金が支給されました。
(国際センター)