本学の学生で構成されている学生広報グループDAIKYO PRESS(大教プレス)が,1月25日(水)に「放射能」についての勉強会を柏原キャンパスで開催し,本学学生約20人が参加しました。 今回の勉強会は,将来教師や親となった時,「放射能」について子どもにきちんと伝えるために,基本的な知識を身につけることを目的としています。 講演では,まず鵜澤武俊准教授(教養学科自然研究講座)が,放射線の単位や除染について,実際に「GM管式サーベイメーター」(携帯用放射線測定器)を使いながら説明しました。
さらに,松本鉄也教授(教養学科健康生活科学講座)が,人体の影響について,医療現場の写真などを使い説明しました。学生は熱心に耳をかたむけ,講演後には活発な質疑応答が交わされました。 最後に,子どもに伝えていくために「今日からできること」をテーマに学生同士で意見交換が行われました。 参加した学生は,「報道だけでは分からなかったことを,正しく知ることができて良かった。周りの友人や家族に伝えたい」「人ごとにならないように,これからも学んでいきたい」と話していました。 勉強会を企画した大教プレスの学生は,「今後も学生が知りたいと思うことを,学生目線で伝えていきたい。次回も多くの学生に参加してほしい」と話していました。
(企画課広報室)