本学柏原キャンパスの教材園で,11月18日(金),旭丘まぶね保育園(柏原市旭ヶ丘)の子ども46人と本学「食農教育の実践」受講生,小学校教員養成課程総合認識系の学生,幼稚園教員養成課程の学生が一緒にいも掘りをしました。シャベルで土を掘り起こすと,中から大小様々な形のサツマイモが次々と姿を現し,子どもたちの歓声があがりました。この日は54の苗から約300本が収穫されました。 この取り組みは,本学フレンドシップ事業の一環で,学生自身が活動を企画運営し,保育園児との交流から,小学校教員をめざす学生たちの指導力を高めることをねらいとしています。 今年の夏に,4列の畝に苗約200本を植えたところ,天候に恵まれ豊作でした。大きいもので長さ30センチ程のいもを,みんなで抱きかかえ「でかい」「先生,見てえ」と喜んでいました。収穫作業のあと,子どもたちと学生は,掘り出したいもを前に記念写真に収まりました。同保育所では、掘り出したいもを園に持ち帰り,焼きいも等に調理して,給食で食べることにしています。 「食農教育の実践」の授業を受け持つ野田文子教授(副学長)は「学生が保育園児と収穫作業や遊びを通して交流する取り組みは,教師としての力を育てる絶好の機会となります」と話していました。
(企画課広報室)