平成24年度教育実習予定者のための教育実習オリエンテーション「教育実習体験報告会」(基本・教養学科実習)を10月26日(水),11月9日(水)に柏原キャンパスで開きました。 この報告会は,現場での教育実習を来年度に控えた2回生及び3回生を対象に開かれ,幼稚園,小学校,中学校,高校の各校種へ参加した12人が,報告しました。 実習を終えた学生たちは,「授業中,生徒たちの注意を引くことが難しかった」「自分とは違った環境で育った生徒の気持ちや状況を理解する事ができなかった」など,困ったことを明かしました。また「実習先の指導教員の先生にたくさんのことを教わった」「一人で解決できないことがあり,助けていただいた」と指導をいただいた教師のサポートを語りました。
さらに,「最後の授業で生徒からメッセージをよせた色紙をもらい,嬉しくて思わず涙が出ました」と短期間で生徒とよい関係を築けたエピソードを紹介する学生もいました。 1ヶ月間の実習期間中の様々な出来事を振り返ったうえで,「昨年の今頃は,私も皆さんの立場で,不安に思いながら先輩の体験を聞いていました。体験談を元に準備を十分にして,臨めば大丈夫です」と次に教育実習を控えた後輩を励ましました。 報告会の最後に質疑応答があり,体験談を報告した学生たちは,思いもよらない視点からの質問にも,一つひとつ丁寧に答えていました。
(企画課広報室)