「平成23年度英語圏サブサハラアフリカ理科授業評価改善」事業の一環としてJICA(独立行政法人国際協力機構)と本学による共同実施の研修プログラムが,9月8日(木)柏原キャンパスでの開講式を皮切りに9月30日(金)までの日程でスタートしました。 アフリカの開発途上国のうち,英語圏である国々の教育向上に寄与することをめざして,JICAからの要請を受け,昨年度から始まった事業です。今回は7ヶ国(エチオピア,ガーナ,ケニア,マラウイ,ナイジェリア,ウガンダ,ザンビア)から国家教育機関の専門官,指導官,指導主任 など13人が参加されました。 開講式では,長尾彰夫学長が歓迎の挨拶を行い,国際センターの向井康比己センター長が本研修のコースリーダーとして大学案内やスタッフ紹介などを行い,科学教育センターの任田康夫センター長が研修プログラムの概要について説明しました。一行は,1ヶ月にわたる研修で,本学教員とのディスカッションや講義を受け,本学附属小中学校を始め,大阪府内の公立小学校などに出向き,理科授業を見学し,その場で指導教員らと意見交換,給食体験なども行います。 プログラムの後半には,授業案の個別指導や模擬授業,評価会なども実施する予定になっています。
(学術連携課・企画課広報室)