夏休み期間中の7月30日(土)から8月6日(土)まで,東日本大震災で被災した学校の学習支援ボランティアを終えた学生が8月29日(月)長尾学長を表敬訪問しました。 宮城教育大学の要請に応えて,“教員の卵”である本学学生を,被災のため授業が遅れている宮城県内の中学校や高校に派遣し,宮城教育大学の学生らと連携しながら夏休みの補習や自習補助など,生徒の学習活動をサポートする事業で,今回,本学からは5校に31人のボランティアを派遣しました。 この日は,各チームのリーダーを務めた学生ら6人が学長室を訪れ,活動が無事に終わったことを報告しました。長尾学長は「病気もけがもなく無事に終えることができて何よりでした」とねぎらいの言葉をかけるとともに,現地の学校から感謝のメッセージが届いていることを紹介しました。そのうえで,「この活動は,今回限りではなく,長く続けてほしいというのが現地のニーズです。今後も,派遣要請が来たら大学として応えようと思います」と語りかけました。学生らは「生徒と接し,教職をめざす上で,貴重な経験をしました。またボランティアに参加したい」と応えていました。
(企画課広報室)