中学生の未来へのチャレンジを大学教員らがアシストする「平成23年大阪中学生サマー・セミナー」が,夏季休業中を利用して府内各地で繰り広げられています。本学は,柏原キャンパスで5講座を開設しました。 このセミナーは,大学コンソーシアム大阪,南大阪地域大学コンソーシアム,大阪府・市教育委員会,堺市教育委員会などで組織する「大阪中学生サマー・セミナー推進協議会」の主催で,平成20年から始まりました。中学校の指導内容をより発展させた参加体験型の内容で,中学生の学問への関心・能力を伸ばすとともに,チャレンジ精神に満ちた創造性豊かな人材育成,学力向上につなげるのがねらいです。今年も大学や専門学校など35機関が参加し,幅広い学問分野から86にのぼる多彩な講座が開設されました。
本学の講座は,「アート点字」(7月24日,教員養成課程特別支援教育講座・山本利和教授),「君も彫刻家,1トンの粘土と格闘だ!」(7月25・26日,教員養成課程美術教育講座・加藤可奈衛准教授),「ことばで遊ぼう!」(8月1日,教養学科日本・アジア言語文化講座,小野恭靖教授),「合唱の楽しみ」(8月6日,教養学科芸術講座・玉井裕子准教授),「手軽に染めを楽しもう,草木染めと藍染め」(8月6日・7日,教員養成課程美術教育講座・佐藤賢司准教授)で,各講座で20人前後の中学生が受講しました。中学生らは,猛暑にも負けず,生き生きと学習に取り組んでいました。
(企画課広報室)