平成23年度「学校安全の日」取組事業の1つとして「学校安全」授業が8月6日(土)実施され,教職をめざす本学学生約350人が受講しました。同授業は,附属池田小学校事件を語り伝えること,学生が教員になったときに,児童・生徒に対して安全で安心な学校であるために,どのように考え行動するかなどを学んでもらい,安全で安心な学校づくりに役立てることを目的としています。 初めに,国際教育センター・さつきホールで,附属池田小学校事件のご遺族による特別講演会が実施されました。このあと,学生は附属池田小学校の校舎を見学しました。事件が起きた場所である東館1階と「祈りと誓いの塔」での説明をはじめ,ガラス張りで可視性が追求された教室,職員室での非常ボタン集中管理・不審者対応モニターなどのシステム機器,校長室で「安全科」の教育課程特例校やISS認証の資料などを見て回り,同校教員から説明を受けました。また,体育館で事件の概要や「安全科」の教育課程について講義を受け,不審者対応訓練のビデオを視聴しました。
(企画課広報室)