『小学校外国語活動元年』がいよいよスタートしたのを受け,先進校の歩みに学び,10年後をめざして生き生き取り組む外国語活動を提案しようと,「第11回小学校英語教育学会(JES)大阪大会」が7月17・18の両日,本学・柏原キャンパスで開催され,2日間で延べ840人が参加しました。 各教室に分かれた会場で,1日目は課題研究発表,ビデオ公開授業,ランチョンセミナー,自由研究発表,講演会を実施。2日目は自由研究発表のほかワークショップ,シンポジウムなどが多彩に繰り広げられました。テーマは,必修化された外国語活動の指導とカリキュラム,『英語ノート』の活用,奈良市のAPEC子ども大使の実践,こども英語落語への挑戦,英語絵本によるストリーテリング,ワールドカフェ方式の校内研修,英語教育リーダー育成のための研修など,小学校英語教育の導入にともなって浮かび上がった課題に応えるため,全国の学校現場での先進的取り組みが盛り込まれていました。また,ATR CALL(コンピューター支援語学学習)やVersant(口頭英語能力測定試験)を活用したICT体験コーナーも用意されました。各会場では真剣な表情でメモをとる教員や学生の姿が見られました。
(企画課広報室)