本学教養学科芸術専攻音楽コースの学生による「SUMMER CONCERT 2011」が7月7日(木),大阪市中央区・いずみホールで開催されました。毎年開かれている恒例の演奏会で,合唱とオーケストラを中心に,総勢136人の学生・卒業生が日頃の練習で培った成果を発表しました。 今回は,東日本大震災で親を亡くし,遺児となった子どもたちの成長や学びを見守り,支えることを目的とした「桃・柿育英会 東日本大震災遺児育英資金」(実行委員長=建築家・安藤忠雄氏)の活動に賛同し,教育に携わる者として震災遺児の教育資金を集めようと,会場に募金箱を3か所設置し,チラシの配布や,アナウンスを行い,来場者に義援金を呼びかけました。
演奏会では,7月7日の七夕を題材に万葉集から「たなばた」の歌詞を取り上げ,女性合唱とオーケストラで永遠の愛を表現した作品(作曲:ヤニック・パジェ=本学外国人教師)が披露され,注目を集めました。 この他,グリンカ「ルスランとリュドミラ」序曲▽リスト「ピアノ協奏曲 第2番 イ長調」▽シベリウス「悲しきワルツ 作品44」▽オッフェンバッハ(ローゼンタール編曲)「パリのにぎわい」が演奏されました。指揮はヤニック・パジェ先生,ピアノ独奏は木口雄人さん(音楽コース4回生)で,どの演奏にも,大きな拍手と喝采が送られ,来場者からは「大変レベルの高い演奏会だった」という声がありました。
(企画課広報室)