大阪-神戸米国総領事館総務部長のマシュー C. メドーズ氏(Matthew C. Meadows)による特別講演会「がんばれ日本」(国際センター,情報科学講座共催)が5月24日(火),柏原キャンパスで開かれました。 講演のテーマは,(1)Importance of international education(国際理解教育の重要性)(2)US-Japan economic and security relationships(日米の経済・安全保障関係)(3) US foreign policy in Asia(合衆国のアジア外交政策)。震災と津波による大災害に遭っている日本を応援しようというもので,留学生や外国語専攻の日本人学生など約80人が参加しました。 外交官であるマシュー氏は世界各国を周り,日本に赴任して,日本の風景の素晴らしさ,関西の温かさに感動したと述べました。 講演では,幕末から明治維新にかけて活躍したジョン万次郎と彼を助けたアメリカのホイットフィールド船長との親交,パナソニックをはじめとする国際的な経済交流,大リーグのイチローやゴルフの石川遼などのスポーツ交流,米軍による被災者救援活動「Operation Tomodachi( オペレーション・ともだち)」などにふれ,日米の交流の歴史と,揺るぎのない友好関係について強調しました。そのうえで,オバマ大統領の日本へ向けた救援スピーチ「日本と共に立つ」を紹介。「がんばれ日本」とエールを送られました。 続く質疑応答では,国際理解教育の柱でもある日本とアメリカの学生による留学の現状や課題などについて情報を交換しました。
(国際センター・学術連携課)