「これからの小学校外国語活動―必修化を目前にして,これだけは伝えたい―」と題したワークショップおよびパネル討論を,2月6日(日)本学天王寺キャンパスミレニアムホールにて開催しました。 これは,平成21年度の文部科学省『大学教育・学生支援推進事業【テーマA】大学教育推進プログラム』に採択された『教える「英語力」向上プログラムの構築』の一環として実施したものです。 今回は,日本各地の大学で教員養成に携わっている研究者および教育現場で英語を教えている実践者を講師に迎え,学生や小中学校の現職教員約90名が参加しました。 前半は,『明日の授業に必ず役立つワークショップ』をコンセプトとし,「英語ノート」の活用方法や指導工夫,歌や文字遊びを通じての活動紹介を提案し,ペアワークでロールプレイなどを行いました。 後半のパネル討論では,平成23年4月にせまった小学校外国語活動の導入に向けて,現職教員のパネリストが「これだけは伝えたいこと」を提案し,評価の観点や指導体制などについて参加者と活発な議論を交わしました。 参加者のアンケートでは,「子どもたちの心が動く指導方法の紹介を,これからもたくさん公開してほしい」「ワークショップは具体的でわかりやすく,これからの授業イメージをつかみやすいものだった」といった意見等が多く寄せられました。 本学では,今後も小学校外国語活動についてさまざまなテーマで,シンポジウム等を開催することにしています。
(企画課)