本学の交流協定締結校である国立ソウル教育大学の学部インターンシップ生,同大学院教育行政及び数学科専攻の一行が1月下旬にそれぞれ来学しました。 今回の訪問は,同大学のグローバルインターンシップというプログラムに本学が協力し,今年度初めて実施されたものです。学部インターンシップ生は2・3回生7人が1月17日(月)に柏原キャンパスに到着し,長谷川ユリ教授(国際センター),若生正和准教授(国際センター)からのオリエンテーションを受けた後,キャンパス内の宿舎(旭ヶ丘会館)で宿泊しながら,1月18日(火)から28日(金)までの約2週間,3組に分かれ,東大阪市の3つの小学校(荒川小学校,長堂小学校,太平寺小学校)で日本の教育実習を体験しました。 また,1月19日(水)には教育行政専攻の教授(2人)・院生(12人)が,附属平野小学校を訪れ,園田雅春校長を表敬訪問,続いて1・2限の授業を見学し,その後,梶原博副校長の取り運びで活発な懇談,意見交換会が行われました。一行のなかには外国の小学校を30校以上訪問した院生(現職小学校教員)がいましたが,今回の訪問が最も印象深かったと感想を述べていました。 さらに,1月24日(月)には,同大学院数学科専攻の教授(4人)・院生(16人)が本学柏原キャンパスを訪れ,長谷川教授による本学概要説明を皮切りに,大学運営や数学教育などに関して,若生准教授,藤井正俊教授(実践学校教育講座),種村雅子教授(実践学校教育講座),宇野勝博教授(数理科学講座),真野祐輔講師(数学教育講座)が参加し,活発な質疑応答が行われました。 今日,本学とソウル教育大学との間で,多様な分野にて,有意義で実質的な交流が進展しています。
(学術連携課)