2010年11月22日から12月17日にかけて,JICA(独立行政法人国際協力機構)研修員受入事業の平成22年度集団研修「教員養成課程における教育改善方法の検討(仏語圏アフリカ)」を実施しました。 この事業は,国際貢献の一環として実施しているもので,教員養成課程改善のための方策を検討し,初等教育の質向上を図るため,仏語圏アフリカ(ベナン,ブルキナファソ,ルワンダ,セネガル)から現職教員等10名が研修員として来日しました。 本研修では,日本の初等教育の現状を理解するため,講義,授業見学のほか,小学校,教育委員会,教育センター,識字日本語センターなどを視察しました。特に広島平和記念資料館では被爆体験講話を受講し,平和教育についても深く考える機会になりました。研修員は,この研修の成果を踏まえ,作成した自国でのアクションプランを発表しました。 閉講式では,研修員の代表が,研修の感想や今後の意気込みを語り,本学やJICAに対し謝辞を述べました。
(学術連携課)