本学「体育会」女子バスケットボール部(土井秀和顧問)が今年のリーグ戦で好成績を収め,36年ぶりにI部リーグ昇格という快挙を成し遂げました。 今秋,II部リーグ2位から入れ替えに参戦した本学女子バスケットチームは,I部リーグ下位チームとの攻防で1勝2敗と善戦し,最終戦(10月16日)でII部リーグ1位の奈良産業大学との対戦で勝利を収め,昇格を決めました。同チームには1ヶ月前のリーグ戦で苦杯をなめさせられたため,その時の敗因を分析し,1ヶ月間重点的に練習を重ねました。今回の最終戦では,最初からリードする展開となり90対80のスコアで圧倒しました。 I部リーグ昇格は,チームにとって大きな目標でした。自身も念願だったという前キャプテンの安川明穂さん(教養学科スポーツコース4回生 左写真)は「大教には,バスケの経験や能力のある選手が集まっているわけではありません。練習では目標への執着心,小さなことでも徹底すること,メンバーのコミュニケーションをモットーに,チーム力で頑張ってきました。その成果だと思います」と喜びました。II部リーグからI部リーグに昇格することは至難の業ですが,強豪がひしめくI部リーグに留まり続けることも容易ではありません。現在,4回生は引退し,泊沙織キャプテンを中心に部員11人で練習に励んでいます。チームを率いてきた安川前キャプテンは,後輩にバトンを託すに当たって,「I部リーグで戦えてとてもうらやましい。後輩には頑張ってほしい」とエールを送りました。
(企画課広報室)