大阪教育大学と柏原市との共催による「第5回かしわら国際交流フェスティバル-世界にふれあう喜び,ここにあります!-」が11月3日(水・祝)に開催されました。今回初めて会場となった柏原キャンパスでは同日,神霜祭が開催されていたこともあり,本学留学生,学生,一般市民を合わせ600人が参加し,大勢の人で盛り上がりました。 音楽棟前メインステージでは,本学吹奏楽部によるオープニング演奏に始まり,長尾彰夫学長による挨拶の後,本学留学生によるモンゴル舞踊,歌,テコンドーショー,柏原市留学生支援団体による着物着付けなどが披露されました。また,初めての試みとして大阪府内から一般の参加者を募り,ケニア,コートジボワール,ウガンダ,モンゴルから馬頭琴演奏,民族舞踊や歌のステージ出演がありました。初めて聞く馬頭琴の音色や華やかな民族衣装に,観客は目を奪われていました。世界の食卓・フードゾーンでは,本学留学生が水餃子(中国),茶葉卵(中国),トッポッキ(韓国),シュルボ(タジキスタン),タピオカミルクティー(台湾),ラープ(タイ),ポークバーガー(アメリカ)といった6カ国から7種類の料理を提供しました。会場にはモンゴルのゲル(移動式住居)を設置し,モンゴル茶を振舞いながら母国の文化,暮らしについて紹介をしました。フェスティバル最後には,本学のアカペラサークルのサウンド・スプラウトと参加者全員で“We are the world”を合唱しました。 市民の方々と留学生がふれあい,世界の文化を身近に感じる一日となりました。 この行事は、大阪教育大学と柏原市のさらなる国際化を推進するため,本学留学生と市民との交流を図り,異文化理解,国際理解に寄与することを目的としており,来年度も開催する予定です。
(学術連携課)