位藤紀美子京都教育大学長,長友恒人奈良教育大学長及び長尾彰夫大阪教育大学長が,今後の連携のあり方等を話し合うため,6月17日(木),奈良教育大学で懇談会を開催しました。当日は,本学の栗林澄夫理事,岩川雅士理事をはじめとする三教育大学の理事,副学長らも出席しました。 本懇談会は,昨年12月に開催した3大学シンポジウムで公表した2つの計画「教養教育等の大学教育の推進」と「学生主体のセミナーや教員就職対策の充実」の実現に向けた基本的な枠組みについて学長間の共通認識をもつためのもので,今後,具体的な提案に基づき実務レベルで検討するための連携協議会を設置することについて合意が行われました。 また,懇談会では,本年5月17~18日に実施された教員養成系大学を対象にした財務省予算執行調査のヒアリングについて話題になり,「危機感を持って教員養成学部の必要性を示していく必要がある」「最も重視されることは教育課程の質の保証であり,財政上の観点だけで議論されるべきことではない」などといった意見が交わされました。