政府が推進する「留学生30万人計画」では,その骨子をなす「入口から出口まで一環した支援策」の一つとして,就職支援を積極的に推進することが打ち出されています。 本学では,留学生が日本で遜色なく就職活動ができるよう,また,少しでも就職活動への不安解消につながるよう留学生向け就職支援ガイダンスを6月9日(水)に開催しました。 ガイダンスの前半は,日経就職ナビを運営している株式会社ディスコの中川氏を講師に迎え,日本で就職活動する際に必要な知識,計画の立て方,留学生特有の問題点等について講演していただきました。 後半は,日本企業で活躍している本学卒業生3名を招き,就職活動体験談のパネルディスカッションを行いました。参加した16名の留学生からは,「情報入手・筆記テスト・面接と難関が続き日本の就職活動は厳しいと感じるが,早くから取り組みたい。」「日本人学生と同じ土俵でうまくいくか不安だが,先輩の体験談に勇気づけられた。」「情報入手と早いスタートが大切ということがわかった。」といった感想が寄せられました。 国際センターでは,今後もキャリア支援センターと協力し,このような取り組みを継続して開催していく予定です。 今回のパネリストとしてご協力くださったのは,次の方々です。 ・黄 霊峰氏 株式会社沖データ勤務 (H20年度卒 教養学科生活環境コース) ・任 剛氏 東芝ソリューション株式会社勤務 (H20年度卒 大学院教育学研究科総合基礎科学専攻) ・趙 婉氏 淀川キリスト教病院健康増進管理センター勤務 (H21年度卒 大学院教育学研究科国際文化専攻)
(国際センター)