子どもに人気のNHK教育番組「つくってあそぼ」が,4月28日(水),大阪教育大学柏原キャンパスに再現されました。 「つくってあそぼ」は,子どもたちに工作の面白さを伝えることで,ものづくりの楽しさを知ってもらおうという番組で,赤い帽子にまんまるのめがねがトレードマークの「わくわくさん」が,得意の工作でいろいろなものを作ります。 「大学生も! つくってあそぼ」と題した今回の講演は,大学院教育研究科「現代的教育課題とアート」受講者による企画で,教師をめざしている学生,工作が好きな学生,子どもの頃から番組を見て育ったファンなど約150人が集まりました。 「わくわくさん」こと久保田雅人さんが登場すると,教室内は大歓声に包まれました。この日に合わせて学生が制作したアシスタントの「ゼロリ君」も大人気で,大きな拍手をもらいました。 この日は,番組の裏側や子育てのエピソードなど,軽妙なトークをまじえながら,ヘビのおもちゃやお星様,風船など,色画用紙を使った工作を実演しました。 久保田さんは,学生からの質問に「もったいないという言葉がありますが,それだけではものを大切にする心は育たない」「先生になったら,工作の授業などでものを使い切るということを加えて子どもたちに伝えてほしい」などと熱く語りました。参加した学生は「保育園の頃から番組を見て育ちました。工作の楽しさを改めて実感し感動しました」「明日からすぐに使える工作のアイデアをいただきました」「教育実習に使ってみたい」と声を弾ませていました。
(企画課広報室)