3月10日(水),箕面市教育委員会と大阪教育大学は,小中一貫教育推進のための連携に関する協定を締結し,本学学長室において調印式が行われました。本学は,大阪府・市,柏原市,八尾市とは包括連携協定を結んでいますが,課題を限定した協定は初めての試みです。 当日は,箕面市教育委員会から,森田雅彦教育長,中井勝次教育次長,樋口弘造教育推進部次長,本学から,長尾彰夫学長,成山治彦理事,野口克海監事が出席しました。森田教育長及び長尾学長の挨拶が行われ,双方が協定書に署名しました。 この協定により両者は,小中一貫教育の推進に向けて,諸課題の対応のための調査研究や教職員の資質向上・能力開発の手法などについて,連携協力していくこととなります。 森田教育長は「小中一環教育の推進にはいじめや不登校など,小中学校の段差の解決などがあります。これらの課題は一市だけの対応では限界があり,教育大学の力をお借りしたい」と表明。長尾学長は「小中一貫の推進はこれから大きな教育課題です。大学の教職員にとっても,よい研究フィールドを与えてもらうことになります」と語りました。
(学術連携課)