第6回京阪奈三教育大学連携SD研修「初等中等教育段階におけるグローバル人材の育成について」を10月17日(金),柏原キャンパスで開催しました。文部科学省初等中等教育局国際教育課の飯塚康係長を講師に招き,本学および京都教育大学,奈良教育大学の教職員合わせて74人が参加しました。 この研修は,3大学の職員が国の教育施策の趣旨を理解し,多くの意見交換を通して資質能力の向上を図るとともに,教員養成にかかる諸課題への対応策を探ることを目的としています。文部科学省の教育行政担当者を招き,概ね月1回をめどに,各大学持ち回りで,双方向遠隔授業システムを活用して実施しています。 若井祐次大阪教育大学理事・事務局長による挨拶に続き,飯塚係長からグローバル化に対応した英語教育改革実施計画,スーパーグローバルハイスクール,官民協働海外留学支援制度などのテーマについて説明がありました。その後,飯塚係長が参加者からの質問に応える形で,3大学間での意見交換が行われました。 今回のSD研修をもって今年度実施予定の前半が終了したため,3大学の参加者を対象にアンケートを実施しました。参加者からは「国の施策を理解する上で参考になった」といった意見が多く寄せられ,改めてSD研修に対する関心が高く,教員養成課程の責務や課題を共有する上で有意義な場となっていることが明らかになりました。 次回の研修会は,11月に京都教育大学の当番で開催が予定されています。
[左写真]若井祐次大阪教育大学理事・事務局長[右写真]飯塚康文部科学省初等中等教育局国際教育課係長
(大学改革強化推進室)