本学附属平野中学校の山田雅弘副校長が,租税教育の推進を通じて納税道義の高揚に功績があったとして財務大臣表彰を受け,10月28日(火)に表彰式が行われました。税に関する作文の募集や,租税教育推進協議会活動に尽力したほか,他校の教師を対象とした租税教室の研究発表授業や講師養成研修を積極的に行うなど,租税教育推進の功績が評価されました。 山田副校長は「附属の社会科の教員として地域の教育力を活用し,関係諸機関の協力を得て,財政と税の役割,納税の義務と政治に参加する権利,日本の財政の抱える課題などについて考えるための教材開発をして参りました。また,子どもたちが今後の社会生活で必要となるであろうスキルを身に付けさせるために,体験的に確定申告書の作成方法を学び取るための教授学習過程を構築し,研究発表会等で授業実践したことや,国税モニター,租税教育推進協議会委員などを行ってきました」とこれまでの活動について語りました。表彰を受けたことについては「大阪国税局をはじめとする関係諸機関の方々,附属の生徒,これまで私が実践してまいりました租税教育にご理解とご協力をいただいた保護者の皆様に厚く御礼申し上げます。誠にありがとうございました」と喜びと共に周囲への感謝を述べました。
(附属平野中学校)