教養学科芸術専攻音楽コースの学生による毎年恒例のオペラアリアコンサートが,10月29日(水)に柏原キャンパス音楽棟ホールで開催されました。 本学外国人教師ヤニック・パジェの指揮のもと,J.シュトラウス『こうもり』,G.ドニゼッティ『ランメルモールのルチア』,R.ワーグナー『タンホイザー』といずれも耳に馴染みのある3つのオペラ(歌劇)から6曲が演奏されました。独唱では,鮮やかなカクテルドレスに身を包んだ吉武希美さん(大学院2回生)と宮村果歩さん(大学院2回生)がソプラノの高音域で歌い上げると,濱田直哉さん(大学院1回生)はバリトンの太く甘い美声を響かせました。6曲目の「タンホイザー大行進曲 厳かのこの広敷」では,バルコニー席からのトランペットの軽やかな音色と,総勢43人による重厚な合唱が加わり,ステージのボルテージは最高潮に達しました。 バルコニー席からトランペットを演奏した片山夏実さん(4回生)は「オーケストラの様子からお客様の反応まで,全体を見渡せる特等席で演奏を聴けた上,わたしもお客様の注目を浴びながら演奏できて最高の気分でした」と語りました。 観客の保護者の女性は「学生さんたちの晴れ舞台を間近で見ることができて感無量です。オーケストラあり,独唱あり,合唱ありと盛りだくさんの内容で大満足です」と興奮気味の様子でした。
(総務企画課)